POWER SAVING
まだまだ減らせる!ご家庭の電気代
「電気のモッタイナイ」を
見直しましょう
「温度設定の目安は暖房20℃、冷房は28℃と決められているけど、実際の節電効果はどのくらいあるの?」
従来の設定温度を26℃から28℃へ上げた場合、1台につき130Whほど=月に約700円の消費電力の節電になります。(30A契約で1日8時間使用した場合)
扇風機やサーキュレーターなら30~50Wで済みます。夏は、すだれやよしずで窓辺の日差しを緩和すると、マイナス120W=月に約700円の節約効果があります。
ヒンヤリ感をUPできる便利グッズとして、霧吹きや、首やおでこを冷やすシートもおすすめです。
「冷蔵庫の設定温度を適正にしたり、『省エネモード』を活用したり、
食べ物を必要以上に詰め込まないといいらしいけど…効果はあるの?」
庫内の温度や食材の設置を適切にすることで、夏季のピーク時の電力の12%を削減できるといわれています。
平均で約25W=月に約400円の節電効果があります。
熱いものをそのまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上がり、冷やすのに余分なエネルギーが消費されてしまいます。熱いものは冷ましてから保存しましょう。扉の開閉時間を1/2にし、開けている時間を20秒間から10秒間にすることで、年間約360円の節約になります。
冷蔵庫は壁から離して設置しましょう。場合によっては年間990円もの節約になります。
「日中できるだけ照明を消して過ごすと、どれくらいの省エネ効果があるの?」
できるだけ照明を消して過ごした場合、夏季のピーク時の電力の約5%を削減できるといわれており、月に約300円の節電効果があります。(40Wの照明を半日の12時間消した場合)
白熱電球や電球型蛍光ランプから、省エネタイプの機器や電球(LEDなど)に取り換えるのもおすすめです。
例えば、白熱電球から電球型LEDランプに取り換えた場合、寿命が約40倍長くなり、電気代も年間約1980円の節約になります。
「視聴の1/3が『ながら見』と言われているけど、『ながら見』をやめて省エネモードに切り替えるとどれくらいの効果があるの?」
『ながら見』を省エネモードに切り替えると、夏季のピーク時の電力の2%を削減できるといわれています。
見ないときは消すことを心がけましょう。1日1時間見る時間を減らすと、プラズマテレビ(42v型)の場合は年間約1240円、液晶テレビ(32v型)の場合は約370円の節約になります。 画面の設定を見直し、明るすぎないように調節しましょう。輝度を最大から中央に調節するだけで、プラズマテレビ(42v型)の場合は年間約3340円、液晶テレビ(32v型)の場合は約600円もの節約になります。
「待機電力って、電気代のうちどれくらいの割合を占めてるの?」
待機時の消費電力は、コンセントがささっているだけで電気代の約5~10%にもなるといわれています待機電力の7割は削減できるといわれており、削減できれば
月に約400円の節電効果があります。(全在宅世帯平均34Wの7割)
「コンセントの抜き差しが大変」という方には、スイッチ付き節電タップがおすすめです。
コンセントを抜くことで機能面で問題が生じてしまう家電製品の場合、こまめに主電源をオフにすることで待機電力の約20%を減らすことができます。