五十音をクリックすると、各ページが表示されます。
き
キープラン(きーぷらん)
建物のある部分が、全体のどこに位置するのかを示すための簡略化した平面図のことです。
木表(きおもて)
木を製材したとき、樹幹の外側の面。樹皮に近い切断面のことです。
機械等級製材(きかいとうきゅうせいざい)
JAS規格製材で、機械によりヤング係数を測定し、木材の強度を等級区分された製材のこと。
キシラデコール(きしらでこーる)
日本エンバイロケミカルズ株式会社の木材保護着色材の商品名。一般名称は「WPステイン」です。
基準階(きじゅんかい)
多層の建物で、基準になる同じような平面をもつ階のことです。オフィスビル、共同住宅などの設計に使われることが多い用語です。
基準図(きじゅんず)
設計図で、詳細図や納り図など同じ図面を何回も書くことがある場合、これらを基準化して書いた図面のこと。
基礎パッキン工法(きそぱっきんこうほう)
基礎と土台の間に隙間を設けて床下の換気をうながす工法です。基礎と土台の間に隙間を設けて床下の換気をうながす工法。
既存住宅性能表示制度
(きぞんじゅうたくせいのうひょうじせいど)
中古住宅向けの住宅性能表示制度のこと。
几帳(きちょう)
調度で屏障具(へいしょうぐ)の一種です。T形の几に帷(かたびら)とよぶ帳をかけて垂らし、目隠しや風よけ、あるいは間仕切りとして用いた。
キッチンパネル(きっちんぱねる)
キッチンのコンロ周辺の壁面に取り付ける壁面パネル仕上材のこと。
木戸(きど)
塀や庭・通路にある簡単な開き戸のこと。一般的に、木製の板戸を木戸と呼ばれています。
機能主義(きのうしゅぎ)
近代の建築やデザイン分野における代表的な思想で、「形態は機能に従う」、「機能的なものは美しい」などとする立場、考え方のこと。
揮発性有機化合物(きはつせいゆうきかごうぶつ)
「VOC(VolatileOrganicCompoundsの略称)」とも言います。空気中に揮発する有機化合物全体を指します。
基本設計(きほんせっけい)
計画設計」とも言い、計画している建築物全体の概要を意匠上、技術上、法規上などから検討し、基本的なかたちとして設計することを言います。
気密補助材(きみつほじょざい)
気密住宅の気密性を確保するために、防湿気密フィルムなどの気密材の継目などに用いる材料のこと。
客土(きゃくど)
土を新たに搬入して用いることを言います。
逆転プラン(ぎゃくてんぷらん)
2階建ての住宅では、パブリックな空間を1階に、プライベートの部屋を2階にすることが一般的なのに対して、これを逆にして居間、食堂、台所などを2階とするプランのこと。
キャスター(きゃすたー)
移動の便のために取り付ける家具金物。テーブル、椅子、ワゴン、小型キャビネットなどの家具の脚先に付ける車輪のこと。
キャットウォーク(きゃっとうぉーく)
設備や機器などの点検のために、高い位置に設けられた狭いメンテナンス用の通路のこと。
キャンチレバー(きゃんちればー)
梁やスラブなどの部材の片側だけが固定されて、他方が固定されず自由になっている、片持ち式の構造のことです。マンションなどは、バルコニーや外部の片側廊下など、木造の場合は持ち出し梁で造られたバルコニーなどがキャンティレバーにあたります。
給湯器(きゅうとうき)
給湯の熱源となる部分で、ガス式や石油式があり、給湯器を利用して床暖房、浴室乾燥、暖房などができる機種もある。
境界杭(きょうかいぐい)
敷地境界を示すために打ち込まれた杭のこと。境界杭には、石やFRP(ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料)、コンクリート、金属などで作られている。
強化ガラス(きょうかがらす)
フロート板ガラス(普通のガラス)を約700℃に加熱した後で、急速に冷やして作られたガラスのこと。同じ厚さのフロート板ガラスに比べて、約3倍の強度をもち、万一割れた場合でも、破片は粒状になるため安全です。
競争見積り(きょうそうみつもり)
同じ条件で建築会社、数社から価格競争原理を活用して見積をとること。また、「相見積」あるいは「見積合わせ」とも言う。
京間(関西間)(きょうま)
「関西間」、「大間(おおま)」とも言われ、部屋・畳の広さをはかる尺度のひとつです。関西方面で行われている木造建築の間取りにおける基準寸法の取り方。
共用部分(きょうようぶぶん)
マンションにおいて、住民全員が使用するエントランス、廊下、階段、エレベータなどの共用スペースのこと。(共用面積)
凝灰岩(ぎょうかいがん)
堆積岩の一種です。火山灰が固結した岩で、一般的には軟らかく加工性がよい石材です。代表的なものに大谷石が、凝灰岩にあたります。
切妻屋根(きりづまやね)
屋根形式の一種です。棟から両側に勾配屋根があり、側面側の妻側は壁になっている屋根形状。
キリム(きりむ)
もともとはトルコ語で、平織りの織物を指し、中近東一帯の遊牧民が、テントの入り口に掛けたり、中に敷いたりして使っていたものです。
木割り(きわり)
日本の伝統的な木造建築や和船において、各部材の寸法の割合を決める規範のことです。
金銭消費貸借契約
(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)
ローン契約のことです。
木裏(きうら)
木を製材したとき、樹幹の内側の面。樹心に近い切断面のことです。
機械換気(きかいかんき)
ファンなどを利用して強制的に換気を行なうことです。建築基準法では、居室においては常時換気(24時間換気)ができる機械換気設備の設置が義務付けられています。
刻み(きざみ)
墨付けの終わった木材を、継手や仕口を手作業にて加工する作業のこと。
キシレン(きしれん)
無色で芳香を持ち、常温では可燃性の液体。接着剤や塗料の溶剤、希釈剤として通常は他の溶剤と混合して用いられます。揮発性が高くトルエンと同じように室内に放散されます。高濃度では喉や目に刺激があり、長期暴露で頭痛、めまい、意識低下などを引き起こすことがある。
木摺り(きずり)
塗壁の下地に使う、幅30mm程度の小幅の板のこと。
基礎(きそ)
上部構造からの荷重を地盤に伝える構造のことを言います。
基礎伏図(きそふせず)
縮尺1/100程度で、建物の基礎全体の形状を見下ろして表した図面のことを言います。
北側斜線(きたがわしゃせん)
北側にある隣地の日照や通風に影響を与えないための建築物の高さ制限で、建築基準法に定められている。
亀甲模様(きっこうもよう)
正六角形の幾何学の模様のこと。亀の甲羅のカタチに似ていることから、この名前が付けられました。
キッチンユニット(きっちんゆにっと)
調理台、シンク、吊戸棚などを一体に構成し、さらに配管・配線まで施されたキッチンユニットのこと。
機能カーテン(きのうかーてん)
カーテンには、光の遮断、熱の遮断、音を防ぐ、汚れ防止などのさまざまな機能が求められます。それらの機能を兼ね備えたカーテンを、機能カーテンと言います
木拾い(きびろい)
設計図面から必要な木材(定尺)の本数や大きさを拾い出す作業のことを言います。
気泡浴槽(きほうよくそう)
浴槽水をポンプで循環し、噴射口から気泡を噴射させて、マッサージ効果などをもたらす浴槽のこと。「ジェットバス」とも呼ばれています。
気密住宅(きみつじゅうたく)
一般的に相当隙間面積が5c㎡以下の、隙間が少なく気密性が高い住宅を言う。
鬼門(きもん)
陰陽道で、鬼が出入するとされる不吉な方角のこと。
キャッチ(きゃっち)
家具などの扉が自然に開いてしまうことを防ぐ金物のこと。また、「ラッチ」とも言う。
キャビネット(きゃびねっと)
前面に扉のついた戸棚や、ガラス扉のついた飾り棚、タンス、小型の整理箱など、収納家具の総称です。
ギャラリー(ぎゃらりー)
回廊のことです。内部の通路ばかりでなく、アーケードのような街路をいうこともあります。また、特に画廊のような美術品の展示スペースや劇場の天井桟敷のこともギャラリーと呼ばれています。
吸音(きゅうおん)
音のエネルギーが床、壁、天井などの材料や装置によって吸収されることで、多孔質のもの、有孔のもの、振動膜などが吸音性が高いです。
給水方式(きゅうすいほうしき)
水道を住宅へ供給する仕組みのことです。2〜3階建てまでの一戸建ての場合は、水道本管から直接住宅内に送り込む「水道直結方式」が一般的
境界(きょうかい)
境界(きょうかい、きょうがい、けいかい)とは、事物や領域などを分ける境目のこと。分野や用法により様々な用例があります。
強化液消火器(きょうかえきしょうかき)
水性の消火器で火災の種類は、一般火災や油火災に対応します。消化液のかかった部分は再燃しにくくなり、粉末消火器にくらべ放射時間が長い反面、重く持ち運びに力が必要。
京壁(きょうかべ)
日本固有の材料、工法による伝統的な塗壁のひとつで、京都を中心に発達した上塗り技法による壁のこと。一般的には、きめ細かい、ざらざらした素材感の仕上げを京壁仕上げと言い、京壁の中でも特に聚楽土をつかったものを「聚楽壁」と呼ばれています。
脇息(きょうそく)
日本の座臥具(ざがぐ)のひとつで、座ったときに片肘を掛けるもの。肘掛けのこと。
鏡面仕上げ(きょうめんしあげ)
表面仕上げの一種です。金属や塗装面の表面を、研磨剤を用いて鏡のように平滑に加工処理を行なった表面仕上げ。
居室(きょしつ)
継続的に使用する部屋のこと。建築基準法では、リビング、ダイニング、各プライベートルームなどが居室扱いとなります。
(きり)
広葉樹の一種です。木肌が美しく、軽量で吸湿と放湿が速いため、衣類の保護に適し、和ダンスの素材として用いられています。
切土(きりど)
山などを切り取って造成された地盤のこと。
亀裂誘発目地(きれつゆうはつめじ)
外壁のコンクリートにおいて、有害な亀裂が発生することを防止するために意図的に設けられる目地のこと。亀裂誘発目地は、一定間隔に壁厚の薄い箇所を設け、亀裂を誘発させるために設ける目地で、この部分にはシーリング材を充填しておく。
キングサイズベット(きんぐさいずべっと)
ベッドのサイズの一種です。最も大きいもので、マットレスの幅が約190pサイズのベッドです。
近隣商業地域(きんりんしょうぎょうちいき)
都市計画法で定められた用途地域のひとつです。商業系の地域で「近商地域」と略される。