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ハードツイスト・カットパイル
(はーどついすと・かっとぱいる )
カーペットのカットパイルの一種です。 パイル糸の1本1本に強い撚りがかけられているので、弾力性・耐久性に優れていて、パイルはブラッシュ・カットパイルよりも長く、一見シャギー・カットパイルに似ている。
ハーフミラー(はーふみらー)
明るい側から見ると反射して鏡となり、暗い側から見ると透視できるガラスのこと。 銀引きしたガラスの裏に、もう1枚ガラスを合わせてある。
ハイ&ローループ・パイル
(はい&ろーるーぷ・ぱいる )
カーペットのループパイルの一種です。 高いループパイルと低いループパイルを組み合わせて柄模様を構成したもの。
ハイカロリーバーナー
(はいかろりーばーなー )
ガスコンロのうち一般的な発熱量の約2倍の能力をもつバーナーを設置した機種のこと。 ハイカロリーと言われるのは4000kcalを超えた火力を指すものが多く、中には10000kcal以上の機種もあります。
配管材料(はいかんざいりょう)
用途によって「給水・給湯・排水用」「給水・給湯用」「排水用」の三種類に大きく分けられる。
配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ)
配偶者からの贈与に関する制度のこと。 婚姻機関が20年以上経過している配偶者から居住用不動産、または、居住用不動産を収得するための金銭を受け取る場合、基礎控除110万円のほか、最高2000万円が控除されます。
配光(はいこう)
室内の照明で、光源からの光を空間的に配分することを言います。 照明用の光源や器具が、どの方向にどの程度の強さの光を分布させるかということで、通常、光源の位置を原点とした極座標によって、分布状況を曲線で描いたもので表します。 その際に描かれる線を配光曲線といいます。
配色(はいしょく)
目的に合わせて複数の色を組み合わせることを言います。 配色が好ましいものに見えるとき、色が調和しているということになります。
排水トラップ(はいすいとらっぷ)
水廻りの排水配管の一部に水をためて、臭気の逆流を防ぐ器具や装置、または構造のこと。 排水トラップの種類は、「S型トラップ」、「P型トラップ」、「U型トラップ」、「ドラムトラップ」、「わんトラップ」などがあり、排水の方向、排水口の種類などで使い分けられています。
配線ダクト(はいせんだくと)
照明器具の取り付け装置です。「トラックライト」、「ライティングレール」とも言い、通電できるレール状のものを天井に埋め込んだり、直付けにしたりします。 レールに装着できるアダプター付き器具であれば、器具の取り外しや移動が容易に行なえます。
ハイバックイージーチェア
(はいばっくいーじーちぇあ )
背もたれが高く、頭をしっかり支えられる、休息用の安楽椅子のこと。
端柄材(はがらざい)
構造材や造作材などの仕上材に含まれない、比較的寸法の小さい部材(材木)のことを言います。 「間柱」、「まぐさ」、「窓台」などを指します。
掃き出し窓(はきだしまど)
一般的には外部に人が出入りできる大型の窓で、窓の下枠は室内の床の高さと差がない窓のこと。 ただし、2階以上の階でバルコニーを設けた場合は、バルコニーの防水立ち上がりを確保するために、室内の床と窓の下枠に高低差(またぎこみ)が生じる場合があります。
刷毛引き仕上(はけびきしあげ)
左官仕上げで、塗り材をコテで押えたあと、硬化しないうちに表面を刷毛で荒し目を付ける仕上げ方法のこと。
羽子板ボルト(はごいたぼると)
木造の仕口が外力を受けたときに抜けないように、木材を連結する羽子板の形をしたボルトのこと。 羽子板ボルトは、「フラットタイプ」・「腰高タイプ」と釘孔が有るタイプと無いタイプがあり、告示第1460号第2号(ほ)に基づいて金物を用いる場合はスクリュー釘の併用が必要です。 尚、羽子板ボルトは、告示第1460号第2号の耐力壁が取り付く柱の柱頭・柱脚の接合 及び 同告示第3号のその他の構造耐力上主要な部分の接合に用いる金物です。
柱形(はしらがた)
壁から突出して、半面だけ見せている柱。あるいは柱としての構造的な役割をもたない柱の形状をしているものを言います。 西洋の古典様式の柱を象るものは、ピラスターと呼ぶことが多い。
柱割り(はしらわり)
平面の間取りに対して柱の位置を決めることを言います。
旗竿地(はたざおち)
袋地から延びる細い敷地で道路(公道)に接するような土地を言います。その形が竿のついた旗に似ていることから旗竿地と呼ばれています。 建築基準法では、住宅の建物の敷地は、2m以上道路に接するように接道義務が定められていますが、その基準を最低限度満たした土地で、公道からのアクセスの不便さ、周囲すべてを隣地に囲まれているという敷地環境から、比較的低い地価水準などが特徴とされています。 尚、旗竿地では、非常用進入口や消防法の関係で3階建てが建てられない場合もあるので注意が必要です。
撥水汚染(はっすいおせん)
外壁に使用した石材、タイル、ホーロー鋼板、塗装パネルに多くみられる現象で、シリコーン系シーリング材から遊離したシリコンオイルが、大気中の汚れを吸着し、目地周辺を薄黒く汚染することを言います。 クリーニングして落とすことも可能ですが、シリコーン系シーリング材を除去しない限り、何度でも発生します。
ハッチ(はっち)
一般には、出入りや物の受け渡しのための小さな開口部のことを言います。 住宅ではほとんどの場合、キッチンとダイニングの間に設置され、食器などの受け渡しができる食器棚、または、その開口を指す。 一般的には、配膳ハッチ、あるいは収納ハッチ、両面ハッチなどと言われています。
鼻隠し(はなかくし)
軒先の先端(鼻先)、垂木の小口に取り付ける板状の部材のこと。 洋風の建物は、硬質セメント系の既製品の破風・幕板が多用されています。 また、けらば側に設ける場合は、「破風板」という。
巾止め筋(はばどめきん)
鉄筋コンクリート構造の基礎や一般の梁などに用いる鉄筋で、両側の腹筋の上にかぶせ巾を保つための鉄筋のこと。 片側に90度の、反対側に135度のフックを付けるよう加工します。
羽目板(はめいた)
平行に板ぎわをわずかに重ねて(羽重ね)張った、または張るための細長い板のこと。 また、「下見板」とも呼ばれています。
腹筋(はらきん)
コンクリートの梁成が600mm以上となる場合、スターラップが平行四辺形状に変形するため、それを防止するために、梁の上下の主筋と平行に梁成の腹に入れる鉄筋のこと。
梁形(はりがた)
天井の懐(ふところ)寸法より梁成が大きい場合に、天井面から出ている梁の部分。若しくは、梁そのものの形のことを言います。
梁伏図(はりふせず)
縮尺1/100程度で、「床梁」・「根太」・「根太掛け」・「床合板」などを上から見下ろして表した構造図のこと。 各部材の配置・寸法・継手・材種などが表現されています。
ハンガーレール(はんがーれーる)
上部で吊る方式の引戸のためのレールのこと。 天井や鴨居に取り付け、吊り車を受ける。
反響(はんきょう)
音源からの音が直接耳に入る直接音と、壁、天井などに当って反射してくる反射音の間に時差ができ、ダブって聞こえる現象のことを言います。
ハンチ(はんち)
梁が柱と接合している部分などで、強度を増すため梁の断面を他の部分より大きくしたものを言います。 高さ方向を大きくする垂直ハンチと、梁幅を大きくする水平ハンチなどがある。 通常、梁の下面が柱の近くになると斜めに下がる形が多い。また、床スラブが端部で厚さを増すものもハンチの一種。
パーゴラ(ぱーごら )
鑑賞用に蔓をはわせるための格子状の棚のこと。 主に住宅の軒先などに設け、日除けの役割も果たします。
パーソナルチェア(ぱーそなるちぇあ )
1人がけのイージーチェアで、個人個人が専用に使う椅子のこと。
パーティクルボード(ぱーてぃくるぼーど )
木材の残廃材、建築解体材、小径木などを原料とし、細かく切削した木材の小片に合成樹脂接着剤を加え、高温、高圧で成形した建材のこと。 木材の方向性をなくし狂いを防ぐ目的で作られた板で、価格は安いが、小口が粗く、釘やネジの保持力が弱く、水や湿度に弱い欠点があります。
パイプシャッター(ぱいぷしゃったー )
横軸のパイプと縦のリンクとで構成された格子状のシャッターのこと。 パイプシャッターは、通気と視線を妨げないのが特徴で、店舗のショーウィンドウ前やガレージなどにもよく利用されています。
パイロットスイッチ(ぱいろっとすいっち )
スイッチがオン状態のときにパイロットランプが灯るスイッチで消し忘れ防止に効果的です。 外部廻りの照明器具用スイッチやトイレの換気扇のスイッチなどに用いられます。 尚、蛍スイッチと兼用のパイロットスイッチも商品化されています。
パステルカラー(ぱすてるからー)
色の種類で、粉末顔料を白粘土と混ぜて作られる画材のパステルに使われるような、柔らかな感じの中間色のこと。 原色(赤・青・黄・緑等)のような明確な色合いではなく、桜色や藤色のように白色が混ざったような淡い色彩をさす。 パステル自体は、原色を表現できるが、パステル独自の表現として、淡い中間色が用いられたため、この名が付いたと考えられる。 明度が高く、彩度はやや低い色調。
パブリック(ぱぶりっく )
公衆、大衆、また、公であるさまを言いますが、住宅建築では、居間、食堂などの家族が団欒できる共用の空間・スペースをのこと。
パラペット(ぱらペッと )
建物の屋上や吹抜廊下などの端の部分に立ち上げられた小壁や手摺壁のこと。 扶壁(ふへき)若しくは胸壁(きょうへき)とも言います。 一般に木造の店舗などで、通りに面した部分だけ屋根を隠す形で外壁を立ち上げているものもパラペットと呼ばれています。
パンチングメタル(ぱんちんぐめたる )
金属板に打ち抜き加工したものを言います。 丸孔、長孔、ダイヤ、角孔、亀甲、装飾用孔などをあけたものと、バーリング孔と呼ばれる突起状の孔加工を施したものがあります。 バルコニー手摺のパネルなど、デザイン的に用いられています。
バーチカルブラインド(ばーちかるぶらいんど )
布などでできた細い帯状のスラット(羽根)を垂直(バーチカル)に並べて取り付けたブラインドで左右に開閉するタイプのことを言います。 普通のブラインドと同じように、スラットを回転させることで、日照や視界をコントロールすることができ、開閉操作が手軽で、スラットは左右、もしくは片側に寄せてたたむことができるので、出入りするときに全開にしなければならない普通のブラインドと比べ便利です。 高さのある大きな窓などに適していて、垂直にまっすぐなラインをもつため、室内にシャープでモダンな印象を与えてくれます。
培養土(ばいようど)
栽培する植物にあわせ、基本用土・改良用土・酸度の調整などがブレンドされ市販されている土のことを言います。 良い培養土の条件は、保水性、排水性、通気性がよく、酸度(弱酸性がよい)、肥料濃度が適当で、重金属類などの有害物質を含まず(化学性)、有効微生物の活力が維持できる有機物を保持し、病害虫の原因となる幼虫・卵・病原菌を保有しない(生物性)ものがよい。
バイブレータ(ばいぶれーた )
コンクリート打設時に、生コンクリートが隅々まで回るように振動をかける機械のこと。 コンクリート中に差し込む棒状のもの、型枠に押し付ける板状のものがあります。
バスタブ(ばすたぶ)
浴槽のことを言います。 バスタブの材質にはホーロー、ステンレス、人造大理石、FRPなどがあります。
バタフライテーブル(ばたふらいてーぶる )
天板の両サイドに補助天板が下がり、必要に応じて羽のように持ち上げて広げるテーブルのこと。 「エクステンションテーブル」の一種です。
バランス(ばらんす)
カーテンの上部に取り付ける垂れ飾りのこと。 装飾的な働きと、上部からの光の漏れを防ぐ役割もあります。
ばり(ばり )
コンクリートの角などにモルタルが針状や板状に飛び出した現象のこと。仕上げの阻害となりますので、ヤスリなどで削る必要があります。
バリアフリー住宅(ばりあふりーじゅうたく)
高齢者や体に障害のある人でも自立して暮らせるようにさまざまな工夫をした住宅のこと。 床や出入口の段差解消、廊下・出入口幅の確保、手すり設置、浴槽などの広さの確保、昇降しやすい階段の寸法・形状、将来介護が必要になった場合でも改造しやすい間取りなどの配慮した住宅。 また、これらのバリアフリー住宅のレベル等級を表すことを「高齢者等配慮対策等級」と言う。
バルコニー(ばるこにー)
地面から離れて建物の外面に張り出した外部スペースのこと。 露台とも言います。 リビングルームに付属するリビング バルコニー、キッチンやユーティリティに接続したサービスバルコニー、避難時のための避難 バルコニー、また、下階が部屋になっていて、その上に設けるルーフ バルコニーなどの分け方がある。 バルコニーに対して、回廊状で庇のあるものをベランダというが、縁側もベランダの一種とみなすことがある。
バンブー(ばんぶー)
イネ科の多年草植物のこと。 竹の種類は、真竹(まだけ)、孟宗竹(もうそうちく)、黒竹(くろちく)、篠竹(しのちく)、支那竹(しなちく)、胡麻竹(ごまたけ)、蓬莱竹(ほうらいちく)、亀甲竹(きっこうちく)、布袋竹(ほていちく)などがあります。
ハーフティンバー(はーふてぃんばー )
イギリスなど北ヨーロッパに見られる木造建築構造のひとつです。。 柱や梁、筋かいなどの軸組を外部に表し、その間の壁面を、煉瓦、漆喰で埋める工法。
ハーフユニット(はーふゆにっと)
腰板までユニット製作で施工された浴室のこと。 腰上の仕上げを板張りなどに変更できるほか、天井高さの取れないところなどへも対応ができる。
排煙設備(はいえんせつび)
火災によって発生する煙を、できるだけ速やかに外部へ排出させるための設備のこと。 排煙設備には、排煙窓などの「自然排煙」と強制的に行なう「機械排煙」による方法があり、建物の規模、用途に応じて建築基準法にて定められています。
配管(はいかん)
気体、液体などの輸送に用いる筒や管類(ダクト、パイプ、チューブ)の敷設をいい、それに接続する機器、装置を含めて配管設備と言います。 配管材料には各種金属管、無機材料管、各種合成樹脂管などがあり、耐久性を高めるため、あるいは輸送物質へ管材料の溶け込みを防ぐため、各種合成樹脂の内面塗装、ライニングが施される。 配管の接合には、フランジ接合、差し受け接合、ねじ接合、溶接接合、接着接合があるほか、流体の膨張に備える膨張継手(スリーブ伸縮、ベローズ伸縮、スイベル継手、伸縮曲管)、耐震用のメカニカル継手、ボール継手がある。 また、配管経路に必要な曲り、拡大、縮小、分流、合流のための各種の異形管(継手)がつくられている。また、輸送流体の流量調節、管路の開閉、流路方向変換のために各種の弁類、さらに流速・流量・圧力・温度計測のための測器類が付設される。 配管材料には、用途によって「給水・給湯・排水用」「給水・給湯用」「排水用」の三種類に大きく分けられます。
ハイサッシ(はいさっし)
高さが天井近くまである大きなサッシのこと。 ハイサッシは、リビングに設けられることが多く、採光、通風、眺望にすぐれて、また開放感があり部屋も広く見えるなどのメリットがあります。
排水(はいすい)
建物や敷地内で生じる汚水、雑排水、雨水などの総称、及びそれらを排除することを言います。 下水とも言い、通常排水勾配をつけて自然に流れを作るが、地下室などの低い位置からの排水にはポンプが必要になる。
排水桝(はいすいます)
竪樋を経てからの雨水排水管の接続箇所や排水管の合流地点、排水管の曲がりや排水勾配が変わるところ、道路と敷地との境目付近(最終桝)に、排水設備の維持管理のために設ける桝。 また、排水会所とも呼ばれている。 排水桝には雨水排水用の泥などが配管内に流れ込まないように、桝底に泥溜まりを設けた雨水枡と、汚水排水用の汚物が滞留しない汚水桝(インバート枡)などがあります。 排水桝の材質は、主にコンクリート製(既製品)の桝が使われていましたが、近年は狭少地にも対応できる塩ビ製の小口径桝が普及しています。
配置図(はいせんず)
敷地内での建物の位置、方位、道路との関係などを示す図面のこと。 縮尺は1/100程度で外部の排水図を兼務して表示される場合もある一般図です。
ハウスダスト(はうすだすと)
住宅内にある浮遊塵のことを言います。 塵(ちり)や埃(ほこり)の他に、フケや垢(あか)、カビや菌類、ダニ(死骸やフン)、小鳥のフン、ペットの体毛など生物に由来するものが多い。 アトピー性皮膚炎、気管支喘息(ぜんそく)など、アレルギー性疾患の原因となる物質=アレルゲン(抗原)となる。 アレルゲンとしてもっとも多いのはダニやカビですが、これを除去するために用いる抗菌剤や防ダニ剤などの、化学物質そのものがアレルゲンになることもあるので注意が必要です。
白熱灯(はくねつとう)
フィラメントの熱の温度放射で可視光線を出す光源で調光が可能です。ガラスバルプ内に封入されるガス(クリプトン、ハロゲンなど)によって特性が違います。 白熱灯は、暖かみや明かりとしての味わいに優れていますが、蛍光灯と比べ省エネ性や寿命は少し劣ります。
箱抜き(はこぬき)
窓や出入口などの開口部になる部分に型枠を入れ、コンクリートが回らないようにすること。
(はしら)
垂直荷重を支える垂直部材の構造材で、在来軸組み工法では、「通柱」、「管柱」とがあります。 また、建物の入隅部・出隅部に設ける柱を「隅柱」と呼ぶ。 尚、大壁の場合には、柱は壁内に隠れますが、真壁では柱が見えてくるので化粧柱として、集成材の場合は化粧貼り構造用集成材、無垢材の場合は出来るだけ節がないものを用いるようにします。
柱間(はしらま)
柱と柱の間の距離、あるいはその空間のこと。 古代ギリシャ建築では、円柱の間隔を円柱の下部の径の比を基に設定した。 また、日本の伝統的な建築では柱間が部屋の大きさを決める基準となることが多い。
鉤(はぜ)(はぜ)
屋根の金属葺きなどで、金属板の接合において、板を折り曲げ、かみ合わせる形にした部分のこと。 このような方式で接合することを鉤継ぎと言う。
旗丁番(はたちょうばん)
金属製ドア用の丁番で、重量のある金属製ドアと枠を別々に持ち運びすることができ、簡単に吊り込みが可能な丁番のこと。 一般の戸建住宅用玄関ドアなどの開き戸にも使われています。
白華現象(はっかげんしょう)
「エフロレッセンス」とも言い、コンクリート中のセメント硬化により生成する水酸化石灰が、大気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムを生じることを言う。
撥水カーテン(はっすいかーてん)
水をはじくように、生地の表面にフッ素加工を施した機能カーテンのこと。 撥水カーテンは、主にシャワーカーテンなどがあり、防汚性にも優れています。
発泡プラスチック(はっぽうぷらすちっく)
各種プラスチックを発泡させた材料のこと。 板状の製品と、現場で発泡させるタイプとがあり、現場で発泡させて施工することを現場発泡と言う。 発泡プラスチックは、主に断熱材として用いられていますが、クッション材やシェル構造材として椅子などにも用いられたり、クッション性のある床材にも応用されています。
幅木(はばぎ)
壁と床の取り合い部に設ける部材のこと。 壁の保護と取り合い部の隙間ふさぎや見切材の役目をしています。 巾木とも書きます。
破風(はふ)
垂木、母屋、桁の鼻(部材の先端部)を隠すために取り付ける板(破風板)、 若しくは 部位を指す。 また、左右の破風が合わさったところは「拝み(おがみ)」と言います
嵌め殺し窓(はめごろしまど)
ガラスをはめこんで、採光だけを目的とした窓のこと。開閉は出来ない窓です。
(はり)
屋根や上階の重みを支えるために横(横架材)に渡す構造材のこと。 木造の場合は、小屋組を受ける梁を「小屋梁」、上階を受ける梁を「床梁」と言い、また、部位により、「軒桁」、「胴差し」などと呼ばれています。
梁成(はりせい)
梁の上端から下端までの寸法のこと。
ハロゲンランプ(はろげんらんぷ)
電球内の微量のハロゲン族元素によって、白熱灯より小型で輝きが強いものを言います。 主に、「スポットライト」や「ダウンライト」に用いられます。
ハロン消火器(はろんしょうかき)
炭酸ガス消火器同様に汚れを残さないため使用されていましたが、オゾン層破壊の原因となるため、原則使用が禁止されています。 コンピューター室、電話交換室などに限って使用が認められてる。
半外付けサッシ(はんそとづけさっし)
大壁仕様に取り付けるサッシで、サッシの取付位置は対面する柱の内側内に取り付くタイプのことを言います。 半外付けサッシは一般的に使われるサッシで、洋室や大壁仕様で納める和室などに設けられ、部屋内側には額縁等が必要です。 尚、半外付けサッシは内側に障子(内障子)を設けることはできません。
パーケットフローリング
(ぱーけっとふろーりんぐ )
木片を寄せ集めて作られたフローリングのこと。 「寄せ木張り」あるいは「モザイク・パーケット」、とも呼ばれています
パースペクティブ(ぱーすぺくてぃぶ )
遠近感を出して表現する透視図(中心投影法)のことを言います。 一般的に略してパースと言われています。 インテリアを表す場合、1消点透視図法(平行透視図)と2消点透視図法(有角透視図)が多く用いられる。 空間を表すには、等角投影図と不等角投影図も使われるが、これらは平行投影法の一種であり、透視図(中心投影法)ではない。
パーティション(ぱーてぃしょん )
間仕切りのこと。また、パーティションウォールは、間仕切り壁を指します。
パーライト(ぱーらいと )
真珠岩を粉砕して急速に加熱し、膨張させた軽量骨材の一種で、比重・熱伝導率ともの小さく、他の物質と化合して断熱材や吸音材として利用されています。 パーライトを骨材としたプラスターを「パーライトプラスター」、またモルタルを「パーライトモルタル」言う。
パイプスペース(ぱいぷすぺーす )
2階以上に水廻りを設ける場合に、給水や排水などの設備配管を通すスペースのこと。 パイプシャフトとも言います。 木造では、構造材を配管のために欠損されることを防ぐために設ける縦方向の配管スペースで、平面図には「PS(パイプスペースの略語)」と記載されています。
パテ(ぱて)
ガラスの取付け、塗装の下地処理、鉄管継ぎ目の水漏れ・ガス漏れ防止、部材の隙間につめて凹を埋めたり、雨水の浸入等を防ぐなどに使用する硬いペースト状の充填材のこと。
パティオ(ぱてぃお )
スペインの住宅建築に見られる中庭のこと。 建物で周囲を囲まれていて、小型の噴水や井戸を設けるのが特徴です。
パブリックスペース(ぱぶりっく すぺーす)
個人に属さない公(おおやけ)の空間のこと。 日本語で「公の」という言葉からは「官製」ということが連想されるが。パブリックという英語には、公衆の、一般に開放された、公開の、という意味がある。このため必ずしも公的に整備された空間でなくとも、一般に開放されている公共性の高い空間も含まれる。
パンダジ(ぱんだじ )
衣類や寝具などを収納するキャビネットの一種。前板を上下に切り、上の部分を手前に開閉させる家具。(韓国李朝家具)
パントリー(ぱんとりー )
食品関係を収納する収納庫のこと。 一般的には台所に隣接または台所の一部に設けられることが多い。
バース アイ(ばーす あい )
鳥が見たように上の方から見た透視図、鳥瞰図のことを言います。 また、鳥目状の斑点のある木目のこと。 鳥目杢のあるメイプル材は、バーズアイメイプルと呼ばれる。
バーナー仕上げ(ばーなーしあげ)
石材の表面仕上げの一種で、ダイヤモンドソーと呼ばれる切削機で切り出した石材の表面を強い火で焼き、石材の造石結晶群を独特の味わいある肌合いに仕上げた表面仕上げのこと。 しかし、厚さ30mm以下の薄板ではバーナー仕上げは不可能とされています。 石材の仕上げには「バーナー仕上げ」以外に、「ビシャン叩き仕上げ」、「小叩き仕上げ」、「本磨き仕上げ」などがあります。
売買契約(ばいばいけいやく)
「売ります」と「買います」というお互いの約束で、民法ではこの 「売ります」・「買います」というお互いの意思が一致した時点で売買契約が成り立つと言われている。 売買契約の成立によって、売主は「売買の目的となる不動産」を買主に引き渡す義務を負い、買主は「売買代金」を売主に支払う義務を負います。
バスコート(ばすこーと )
浴室や洗面室に隣接して設けられた、屋外にある囲われたスペースのこと。 樹を植えたり、ウッドデッキやタイルを敷き詰め、涼む空間として設けられる。
端太角(ばたかく)
型枠の側面を固めるために使用する100mm角程度の角材のこと。
バックアップ材(ばっくあっぷざい)
目地に設けるシーリング材の3面接着の回避、充填深さの調整、目地底の形成を目的として、シーリングを施す目地底に設ける副資材のこと。 バックアップ材は、国交省の建築工事共通仕様書にて、「合成繊維又は合成ゴム製でシーリング材に変色等の悪影響を及ぼさず、かつ、シーリング材と接着しないものとし、使用箇所に適した形状で、裏面に接着剤のついているものは目地幅より1mm程度小さいもの、接着剤のついていないものは目地幅より2mm程度大きいもとする。」と規定されています。 尚、バックアップ材には、クッション性、耐水性、耐薬品性に優れた軟質独立発泡体(高発泡ポリエチレン)が主に用いられています。 主に、目地の奥行きが深いALCなどの目地(ワーキングジョイント)に用いられます。
バルーンバック(ばるーんばっく )
大きく円弧状や円形となっている中央部が開いているチェアバックのこと。 チェアバックとは椅子の背を指します。 ヘップルホワイトらのものに見られるほか、19世紀のヴィクトリア時代に流行。 フープバック、あるいはループバックに類似している。
バロック様式(ばろっくようしき)
16世紀から17世紀にかけてヨーロッパに広まった様式で、端正で荘重なルネサンス様式に対して、動的で華麗な装飾性に特徴があります。 ゆがんだ真珠を意味するポルトガル語のバロックに由来する名称で、初期の代表的建築としては、サンピエトロ大聖堂が有名。
バンガロー(ばんがろー)
軒が深く、ベランダのある木造の平屋住宅で、インドの住宅(バングラ)に由来する名称です。 日本では避暑地などの簡便な山荘のことをいう場合が多い。