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から始まる建築用語

一般の人がイスに座って利用できるように、または車椅子利用者が車椅子に座ったままの状態で作業がし易いように、家具や設備などの足元廻りの形状をひざが楽に入るようにオープンにしたものを言います。ニースペースは、システムキッチンや洗面化粧台などによく見られる。

部材の狂いや、施工時の誤差に対処するため、あらかじめ部材間に小さな隙間を作るなどの処置をしておくことを言います。

周辺への日照条件の悪化を防ぐために建築基準法で定められた規制のこと。地方公共団他が条例で定めた区域で一定以上の高さの建物を建てる場合は、冬至日の午前8時から午後4時までの間に、一定時間以上、一定の範囲に日影となる部分を生じさせてはならない。

建築物の日当たりを確保する権利のことを言います。近隣に、マンションなど高層の建築物が立てられ、日当たりが阻害されることが予想される場合に、仮処分申請や損害賠償訴訟を起こす根拠となる。

労務者の工数を表す単位のこと。1坪あたり5人分の作業量がかかる場合は、5人工/坪、1人の1日の賃金を表す場合は、2万円/人工のように見積書に表現されます。尚、人工数は歩掛かりにて算出されます。

ポリプロピレンなどの繊維を針で刺し固めてフェルト状にした不織布のカーペットのこと。パイル糸がなく裏面は合成ゴムで補強されていて、感触が硬く弾力性に乏しいですが、カラーが豊富ことや、低価格で施工が容易なことなどが特徴です。また、パンチカーペットとも言われています。

草庵茶室(茶室)の客人の出入口。床面からの高さ65cm、幅60cmほどの小さな開口で、外側に片引き戸が付きます。狭いので膝でにじり込むことから躙口(にじり口)と言います。

227mm×60mmのサイズのタイルで、小口平タイル(108mm×60mm)2枚を横に並べ、それに目地幅を加えた大きさのタイルのこと。

壁の一部をくぼませた部分で、小物などの飾り棚のこと。

カーペットの一種です。パイル糸と基布を同時に編み機を用いて、編んだカーペットで、通常はループパイルで、パイルに高低を付けることもできます。

人間の特性や能力に、器具や作業環境を適合させることを研究対象とする学問領域のこと。家具や設備機器などを設計する際において、使いやすさを考える拠所(よりどころ)となる。エルゴノミクス或いは、ヒューマンエンジニアリングとも言います。