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から始まる建築用語

室内の壁と天井を不燃化とする、建築基準法にて、建物の構造、規模によって定められた規制のことを言います。尚、一般の戸建住宅では、台所など火を使う部屋で、最上階にある場合以外は、壁と天井を不燃、または準不燃材の仕上げにしなければなりません。

室内の水蒸気が壁の内部に侵入し、外気温の影響で室内よりも温度が低い壁体内部で結露することを言います。内部結露は建物の耐久性を低下させるため、壁の部屋内側に防湿層(気密シート)を設けて水蒸気の浸入を防いだり、壁の外部側に通気層を設けて、透湿通気シートより浸入した水蒸気を外部に排出するなどの対策が必要です。

煉瓦の長手側が表面に見えるように、馬目地状に積む方法のことを言います。

専用の出入口をもつ2戸以上の住居が、界壁を境に連続して1棟となっている建物。「テラスハウス」もこの一種。また、フラット35(旧住宅金融公庫)の長屋の規定には、横に住居区分する「連続建て住宅」と上下に区分する「重ね建て住宅」とがあります。

ボルトを締めるための金物のこと。

土蔵造りの外壁仕上げとして、正方形の平らな瓦を張り付け、目地を漆喰でなまこ形(半円形)に盛り上げたものを言います。江戸時代の初期に武家屋敷に始まったものが、民家の土蔵造りに使われるようになって、また、劇場の外壁の意匠にも応用された。

建物の概略位置を示すために、水盛り遣り方に先立って建物の輪郭を縄で張って示すことを言います。

地球上のある点で、太陽が真南にくる時刻のこと。

衣類などのを収納する屋内の物置部屋。「ウォークインクロゼット」も納戸の一種。

難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板などの燃えにくい建築材料のことを言います。建築基準法では、火災による加熱が始まってから5分間は燃焼したり変形しないこと、有毒ガスや煙が発生しないことを条件にしている。不燃材料や準不燃材料は素材自身が燃えにくい性質なのに対して、難燃材料は壁紙など燃えやすい素材に難燃剤などを添加して製造されたものが多く、最近では、難燃剤などの化学物質が健康に与える影響も指摘されています。

ベッドの脇などに置く、照明器具や小物を置く小型の家具のこと。「サイドテーブル」の一種。

内側からは、ノブに付いているつまみを回したりボタンを押したりするだけで施錠し、外側からは鍵(かぎ)を使う方式のドアの錠のことを言います。

一般的には、家屋で囲まれた屋外の空間をいいますが、民家の場合、母屋と離れの建物との間の空間を指したり、屋内の土間などを言うことがり、洋風の住宅では、「パティオ」と言う名称を使うことが多いです。

和家具のひとつで、衣類や調度品を入れておく蓋がついた長方形の箱。長櫃(ながびつ)の俗称です。近世の嫁入り道具のひとつとされてきた。これに車が付けられたものを車長持という。

鴨居の上に取り付ける部材で、本格的な和室に用いられる。住宅では、長押と床柱との取合には、雛留が一般的に採用されます。

黒色の粘板岩の破片が海岸の波に磨かれてできた砂利のこと。

ガラス管の中に高圧のナトリウム蒸気を封入、アーク放電で発光させるランプのこと。オレンジ色の強い光に特徴があり、高圧ナトリウムランプ(HPS)とも言います。

広葉樹の一種です。ブナ科。緻密で光沢があり、家具やフローリング材によく用いられています。

建物の安定と沈下に問題がある軟らかい地盤。地盤改良(補強)などが必要な地盤のこと。

難燃性をもたせるための薬剤で処理した内装用の合板。(難燃材料)難燃性とは、通常の火災に対して着火しにくく、燃焼速度の遅い性質のことをいい、不燃性(不燃材)とは異なる。

熱帯地域で産出される木材のこと。住宅用の建材や合板の材料となるフタバガキ科を使用したラワンが主力。工芸品などに利用される黒檀やチークなども含まれます。